風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

実家の掃除の手伝い・そして息子の部屋の物置の片付け

長い長い休みをもらっていたにもかかわらず、1度も実家に戻っていなかった。実家の両親に何かあったときに「あのときにいくらでも実家に寄れたのに」などと悔やみたくはないので、1度くらいは実家に行って親孝行みたいなことをしてみようと思い、実家のある小田急相模原まで行ってみた。俺の住んでいるところから片道1時間くらい。

 

父親が好きなのでおいしい塩豆大福と、東急スクエアのまつおかの弁当を買ってから参上。弁当を買って電車に乗るというのもなんだか変な感じだが。

世間話をしてそして弁当を食べた。

壁に習字であちこちに「気合」と書いてある紙があってあり、父親もなんか気の衰えを感じているのかなと思い、ちょっと痛々しかった。そしてそれを見ると気合いが出てくるのかな、だとしたらいいなあと思った。

父親の俳句の雑誌が50冊くらいあったのだが、それをひもで縛る。父親も寝たきりではないのだからそれくらい自分でやればいいのにと思うけれど、今は「気合」と紙に書かないといけないくらいの状態のようなので、そっとしておいてやることにする。5つくらいに束ねて家の外に出す。片付けていたら、白黒の映画の名作選DVDが出てきた。捨てるのは惜しかったのでもらって帰ることにした。20本くらいある。いつ見たらいいのかわからないけれど、見る時間は結構あるから楽しみながら見ようと思う。

カサブランカ、なんて、もう1度見てもいいよな。

雑巾で畳を拭いた。掃除は家事の中では好きな方だけれども。

 

実家の本棚がすっきりした。

親の助けをするのは面倒ではあるが、しかし、それができるのも親がまだ生きているからこそ。

中央林間でシュークリームを買って帰る。

 

自宅に戻ったらツマが息子の部屋の押し入れをなんとかしたいという。何を目指しているのか、どういうことを達成したいのか、それをまず理解してから一緒に考えようと思って質問をツマに浴びせていたら「それがわからないから相談しているのに!」とツマが爆発してしまった。

仕方ないので息子の部屋で押し入れの中のものを全部出して、分類を始める。遊んでいたら急に父親がやってきて押し入れのものを出し始めたわけなので、息子は迷惑そうだ。そして全然手伝ってくれない。ツマは怒っていて手伝いに来ない。

それでもまあ、とにかく法則性もなく野放図に押し込まれていた衣類につき、こういうものはここへ、という規則めいたものができた。それを息子に説明。息子がそれを守ってくれるかどうかは今後のお楽しみである。

 

散らかっていても別にかまわないと思っている人たちの居住空間を、1日で2回もそれぞれに掃除することになるとは。