風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

母親の機種変更

母ちゃんのガラパゴス携帯、いろいろサービスの打ち切りが出始めていて不便を感じつつあるらしい。ということで、母親の携帯の機種変更のために電車で1時間くらいの実家に行くところ。駅の近くのソフトバンクSHOPへ。

これまでの携帯の軽さを考えると急に重たいスマホはどうか、という思いと、あまり高機能のものにしても高いばかりで使い切れないだろうと考えて、iphone8を母親に勧めた。63800円である。スマホにしては安くなっているのではあるまいか。

スマホにするにあたって悩みは住所録の移行だ。

調べたところ、Micro SD カードを携帯にさして、そこに住所録情報を複写。そのメモリカードをパソコン経由でスマホに送ることで、スマホで住所録を復元するという方法があるらしかった。

それでなんとかしてやろうと思っていたが、甘かった。

母親の携帯は恐ろしいほどの旧式で、Micro SD カードを挿すところがなかった。

これでは移行することはできない。

スマホをやめようか、という雰囲気も漂う。

住所録の中で移行したい人数は何人くらいなの?と俺が聞いた。30人くらいなら手で入れ直したって構わない。しかし100人となると二の足を踏んでしまう。

いやそんな、100人もいないわよ。と、母親が言ったので、それならなんとかなるだろう、とスマホへの移行を決心。

SOFTBANKの店で説明をもらい、コースも1Gというほとんどネットワーク使いません、というコースにしてもらった。母親がインターネットで動画を楽しむようになるのはまだまだ先であろう。1Gの契約にすると、それによる通信の割引が毎月1000円あるのだという。こんな割引があるとは知らなかった。それから折りたたみ携帯からスマホに切り替えると、お店の手数料も無料になるのだという。いろいろ知らないことがある。

スマホは薄くて頼りないので、BICカメラでカバーを購入。

それからガラスの表面を守るフィルターも。

そして食事をしながら、母親に古い携帯で移行したい人の名前を読み上げさせて、俺がスマホでその人たちの名前をいれまくるという修行に挑んだ。

あ段だけで40人くらいいた。

おいおい、このペースじゃ、長い戦いになりそうだぞ、と思った。

結局名前だけの入れ直しで1時間くらいかかってしまった。150人の名前を入れた。フリックしまくった右手の親指が死んだ。。。

100人もいないわよ、という根拠はなんだったのか。

そのあと母親に、住所録に電話番号を入れる方法を教えた。わりと飲み込みが良いので、この分なら半年後には結構使えるようになっているのではないかと思う。