風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

夜は短し歩けよ乙女

アニメではたった一晩に次から次へと目まぐるしいほどに出来事が並び、息つく暇もない展開で、休む暇もないのだが、これは原作の4つの春夏秋冬のエピソードを一晩に一気に詰め込んだからで、これにより、夜は短し、という言葉がよりくっきりと出てくる一方で、黒髪の乙女を追う主人公が長くいつまでもズルズルと進むに進めないだらしなさ、が、全く伝わらなくなってしまっている。春夏秋冬、ずっと恋焦がれているのに、結局周りをぐるぐるしているだけ、という情けないところが味だった、らしい。アニメがどうも面白くないのは、この改変によるものだと自分は原作を読み終えてから思った。

四畳半神話体系はアニメの方が出来が良い。