風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

No time to die

U Nextで400円分のチケットで視聴。007シリーズの最新作にして、ダニエルクレイグの007卒業作となった。おふさげなしのガチなストーリーで、生身の生きている007を作り上げたことの功績は大きいと思う。ただ、このシリーズはまじめなせいか、説明不足が目立つ。何でそうなった、何でそうした、という心理に関する部分の描き方があちこち甘いので、話に時々ついていけない。オシャレ重視から人間ドラマ路線にしたのだから、その辺はしっかりさせて欲しかった。

最後に007が死んだかのように描くのも、これまでになかった。最後のシーンまで見て、これで打ち止めなのかな、と思ったけれど、スタッフロールの最後にJames bond will returnとか出てきた。ので、彼は死んでなかったことにして、あるいは全く別の世界軸でこのシリーズは続くらしい。

ま、そうだよね。これで終わりです、なんて、こんなに歴史のあるシリーズに勝手にピリオド打てないよな。

 

そういえばこの映画のタイトルも、No time to die 死ぬには早すぎる、だもんなあ。