思いつくこと思い出されることなどを、あるキーワードを軸につらつらと書き連ねた随筆のような本。この人の温度のない淡々とした筆致で、経験したことや出来事を書いてあるのは温度がないので何も押しつけがましさがなくて好きだ。文章は淡々としているのに本人は結構そそっかしくて変わり者なのか、エピソードも人間味があって面白い。思い出すことを書き連ねているだけなので読んだ後に残るのは、まさにこのタイトルのようにモヤモヤした雑感のようなものなのだが、それはそれで読書の楽しみの一つであろう。
思いつくこと思い出されることなどを、あるキーワードを軸につらつらと書き連ねた随筆のような本。この人の温度のない淡々とした筆致で、経験したことや出来事を書いてあるのは温度がないので何も押しつけがましさがなくて好きだ。文章は淡々としているのに本人は結構そそっかしくて変わり者なのか、エピソードも人間味があって面白い。思い出すことを書き連ねているだけなので読んだ後に残るのは、まさにこのタイトルのようにモヤモヤした雑感のようなものなのだが、それはそれで読書の楽しみの一つであろう。