風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

さとり?

51歳になったからか、少し物の考え方に変化があった。5年くらい前は、もしあの時、ああしていたらどうなったのだろう、と、選ばなかった、選べなかった選択肢をいじくりまわして、自分を残念に思ったり責めたりすることもたまにはあったのだが、今はこういうことについて、こう思う。

たとえ別の道に行っていたとしても、多分それほどは変わらなかったろう、と。

負け惜しみとか、自分を慰めるためなどではなく、ほんとうに本心から、いろいろ刺激があったり別の思い出が残ったのかも知れないけれど、この年になってみたならきっとそんなには変ってなかったろうな、と、わかるのだ。

 

大阪とウチの台所

台所に立って野菜や肉を切っていると、大阪駅の周りの景色が頭の中に必ず蘇ってくる。大阪出張で30代の頃、とてもひどいプロジェクトで働いて尿道結石になったりしたからか、変なふうに心に焼き付いているのか。40代の時にも頻繁に大阪に出張していた時期があった。どうも大阪の町は自分の心に親しまない。なのに、時空の歪みで実はウチの台所と大阪の桜橋口はつながっているのかも知れない。

 

自分には大阪の町は夜の思い出しかない。昼はずっと事務所にいるからだ。ひとりで荷物を抱えて夜中にホテルに移動した思い出が、暗くて重い。夜中にタクシーで何度もホテルに帰ったことを思い出す。もう行きたくないな、という町を、どうして料理をしていたら思い出してしまうのだろう。

250年で1度

1度、というのは、温度です。

 

地球の温暖化で地球の平均気温が1度上がったそうです。250年前と比べて。

体感はもっとあがってます。子供の頃、11月頃になると息が白くなり、バケツに水を張っていたら朝には氷ができました。東京の世田谷区です。

今はそういうことがなくなりました。雪のほとんど積もらない冬が多くなりました。

 

温暖化の原因の筆頭は中国とアメリカ。日本はこんな小さい国土なのに世界で5位です。

ふるさと納税 山梨

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ふるさと納税の最後の品はこのぶどう。

シャインマスカットだ。身がしっかりついていて、粒が大きくて、こんなの食べたことない。

これを凍らせると、ちょっとした高級デザート並みに美味しい。シャリシャリとしていて、それでいて良い甘みが出ている。

来年もやるかもしれない、ふるさと納税。税金の手続きを軽くするために、いろいろ申請書類を書くのに時間がかかったけれど、損得で言えばやる方が得な気がしてくる。

少なくともいつもなら買わないような物が家に届けられるというのは感激だ。

鹿児島のウナギもうまかったが、このぶどうも届いてうれしい。

10MTV

10分の単位で各界の有識者がいろんなジャンルについて考えを聞かせてくれるという、なかなか得難いアプリ。月額1400円で聴き放題。どうしようか。先日、Netflixに入って、もうすっかり生活の一部になりつつあるのだが、さらに月額固定で何かのお金を払うのには少し抵抗がある。しかし、教育というものはこの年になってもなお、効果的な投資であることに変わりはない。教育にお金をケチってはならないと思う。が、見る時間のない番組のために固定のお金を払っていくのもどうなんだ。なかなか腹が決まらない。

 

1ヶ月間無料ということなので、入ってみてその価値を感じるようなら、大きな知性に触れて人生を豊かにしようとしてみるのも悪くないか。

息子の休み

週末に模擬試験に行き、体も休まらなかったからかなんなのか、体調不良を訴えたので息子は学校を休み。そして午後の一時半まで寝て過ごす。俺はその間、在宅勤務でいろいろ調べたりあちこち連絡したりだ。

でもって、昼間は昼ごはんを買いに出かけていった。京都のちらし寿司というのを惣菜コーナーで買った。全日空の株価の調子が良いので、少し財布の紐が緩くなっている。ちらし寿司に梅干しや、山椒の粒が入っていてうまかった。

そして今は夜の11時半。たくさん寝過ぎた息子は眠くないと言ってゴロゴロしている。ヨメはそれを寝かしつけようと頑張っている。俺は眠くないなら起きていたらいいさ、と、二人を見捨てて別室へ。嫁の怨嗟の声が背中に刺さる。が、一緒に死んでもしかたなかろう。明日の朝ごはんは俺が用意しないとならないのだろうから、せめて俺くらいはちゃんと寝ようと思う。

 

話は変わるのだが、仕事に若干うんざりしてきた。客からのさまざまな問い合わせに対応してきたのだが、そんなことをなんで聞くのか、馬鹿なのか、やる気あるのか、という罵りを腹の中に仕舞い込んで、無理してやっているのでこれはもう感情労働である。

プロジェクト失敗したらいいのに、と、恨み半分で思うようになってきたので、もう末期だ。

半沢直樹 2作目

上戸彩の顔に歳月を感じた。

北大路欣也は全く変わってないのに。

 

2作目は、半沢直樹は話の中心から少し離れて、部下の話が主になってくる。やたらめったら、怒鳴り声をあげるドラマである。「半澤直樹」という様式である。勧善懲悪ものだ。そして汚い大人をまっすぐで真面目な半沢直樹がやっつける話。ヨメが時代劇、と揶揄していたが、当たっていると思う。録画してあったのをまとめて5話くらい見てしまった。

 

半沢直樹個人が追い込まれてそして倍返しをする前作の方が好きだったかな。