風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

息子と眠る

10歳になる息子はまだ甘えが残っていて、親と眠ることを好む。寝相がひどいのであまり隣は寝心地よくないが、息子の寝息を感じながら、彼の子供独特の暖かい体温を感じながら、眠れない夜に浸るのは悪くない。

人生には試練が絶えない。この小さな命にこれからさまざまな問題が降り注がれるのだ、と思うと少し悲しい。

50歳になってもこんなにつらい日々があるのだ。彼が俺の歳になる時には、自分は90歳になっている。死んでるだろうな。生きていたとしても、もうヨボヨボだ。助けたり、相談に乗ったりしてあげられないんだよな、と思うと、ごめんな、という気持ちがこみあげてきて、また寝ている身体を抱きしめたりしてしまう。

やってあげられることを、少しでもたくさんやっておいてあげたい。