PS4の推理系、パズル系のノベルゲーム。
いきなり女の人が左目をくりぬかれてメリーゴーランドの馬に乗せられて死んでいるところから話が始まるので、気持ち悪いというか不気味なテースト。体験版を試してみて、この猟奇的な世界についていけるかどうか確認してから始めた。この猟奇的な世界のバランスをとるように、主人公の伊達とAIのアイボウとのやりとりもOFFビートというのか、昭和な感じで、世界が猟奇的であるにもかかわらず緊張感が希薄なふざけた感じになっている。これもバランスをとるためにそうなっていて、これでアイボウとのやりとりがシリアスで冗談の一つもなかったら、息苦しくて窒息してしまうだろう。登場人物たちは次々と片目をくりぬいて殺されたりするし、信用していたはずの人たちには結構裏切られるし。
ツマがすでにクリアしているので、俺がやっているのを見ながらアドバイスをしてくれるのだが、それによるといくつもゲームにはルートがあって、それらを全部クリアすると真エンディングが見られるようになっているのだという。
ヒロインのイリスは女子高生の設定。見た目は確かにかわいい。性格はなんだかよくわからない。真エンディングを見るまで謎が謎を呼ぶ展開で、何が何やらわからない。いや、見てもわからないのかもしれない。