3ヶ月くらいかかったがようやく読了。面白かった。
読みながら2回くらい泣きそうになったので、読んでよかったのではないかと思うがちょっと科学系の部分がよくわからなくて読みにくかったので、人には勧めない。見ての通り、表紙がめちゃかっこいい。
なぞの微生物の増殖によって太陽光が届きにくくなってきた地球で、その微生物の問題を解決するために、いちかばちか(ヘイル・メアリーはアメフトの言葉で、運に任せてボールを投げることらしい)で宇宙船に乗せられた主人公が、それを解決するために科学の知識を駆使して奔走する。たった1人で。
少しだけネタバレ書くが、上巻の途中で異星人と出会うことになる。その異星人とのやりとりが泣ける。異星人だけれどそこにヒューマニティがあるのだ。心が通い合っているのだけれど、それでも人間とは全然別の生き物なのだ。SFという分野の素晴らしさがそこにあると思う。
ひろゆきが何かで、とても面白かった、と言っていたので、そうして俺は人が勧めるものはとりあえず見てみる習性があるので、手に取ってみたのだった。