風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

セクシー田中さん

原作者がドラマに対して不満を漏らしているとネットで見かけて、それだけこだわりのある原作なら面白いだろうとTSUTAYAで1.2巻を借りて読んだ。面白かった。人生の喜びってなんだろうか、と、考えさせてくれるちょっと文学的な味わいがあった。ツマにも読ませたら面白いとのこと。これは今後の展開が楽しみだね、と話していた翌日に訃報を聞いて、非常に驚いた。文学的な人は繊細なのだ。惜しい人を我々は失った。

 

明治時代にSNSがあったら、夏目漱石は胃をさらに痛めてしまって「明暗」を書けなかったかも知れない。芥川龍之介ももっと早く自殺してたかもなあ。