TSUTAYAでレンタル。星、というのは人名であって、なんか人気があるとか、憧れの的とか、そういう意味の星ではない。女子校の教師をやっている星先生、3歳の女の子の父、の女子校でのゆるくて少し不思議なエピソードを紹介してくれる脱力系の漫画だ。脱力系だけど絵はわりときちっとしている。ツマが気に入って2度読み直したらしい。女子校で受験校でない学校の女子は、この漫画のようにフワフワとそれぞれに尊重しあいながら、思うままに生きているんじゃないのかな。
その力の抜けた感じがリアルで面白い。TSUTAYAで長い事ずっと貸し出し中だったのだが、ようやく借りれるようになったので借りてきた。
おじさん先生たちもなんとも力が入っていない。もともとはあったのに女子たちとからんでいるうちに吸われてなくなったのか、ないから女子校で働いていられるのか。
世の中、昭和よりも女の人の社会進出が著しいので、男の肩身は狭くなるばかり。女の方が生き物として男よりもエネルギーが強いので、男たちはそんな中での生き残りの道を自分なりにそれぞれ見つけないといけない。
このマンガはそのヒントを男たちに与えてくれる。がそんな理屈っぽいこと考えずになんとなく読んで笑っているのが正しい読み方かな。息子はずっと笑いっぱなしだった。