風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

神去なあなあ日常 ウッドジョブ


映画「WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜」予告

 

新入社員として働き始めるときには、見たことのない土地、人、そうして怖い先輩、勝手の分からない仕事、と、何もかもが不安と恐怖の対象なのだ。そんなことを思い出させる、伊藤英明の演じる木こりの先輩。無口で優しいところもあるのだが、何しろ、林業を馬鹿にしているやつを許さない熱い男だ。

そんな中、いろいろなところでフラフラと生きてきたであろう、主人公が入っていってそうして、帰ろうと思いながらも、ヒロインのかわいらしさに奮起してそうして頑張り抜いて一人前の林業家になっていく話だ。

俺も新入社員の時はいろいろなことが怖かったよなあ、と思い出させてくれた。

タイトルはなんだかとっつきにくいし、ちょっとふざけている感じもするのだけれども、異界に入ってそうしてそこになじんで、そこで取り込まれて一人前になっていくという王道ストーリーだ。

長澤まさみは、やはりここでも活躍だ。その可愛らしさと強さとをしっかり出して、林業の村で頑張っているのだけれども、都会に憧れて出て行ってしまった男に残されて、それでも学校の先生を頑張っている強い女性を演じている。いやあ、長澤まさみのやっている役は「いい女だなあ」と思わせるモノが多い。

「よく頑張ったな、もう大丈夫だぞ」

といってやりたくなるくらい、頑張っている。