風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

モヤモヤ相談クリニック

 

モヤモヤそうだんクリニック

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なぬ!ヨシタケケンスケが相談に乗ってくれる本なのか!と思って買ってみたら、ひたすら彼は挿絵担当で、まったく相談に乗っているページがなくて残念。そういうところはネットで本を買うことの限界か。

池谷裕二の本はもともと好きで、脳に関するさまざまな本を読んでいたので、この子供向けの相談本はちょっと自分にとっては「あ、そうだったよね」という振り返りが中心であまり発見はなかった。でも子供向けの本なので読みやかった。

子供の頃に抱いているモヤモヤ、なぜ勉強しないとならないのか、なんでいじめがなくならないのか、などは、実は大人になっても解消することがない。それに対して、脳みその学者の池谷さんが彼の目線と知識を下にわかりやすく、彼の考えを書いてくれていて、ああ、やっぱりそうなんだなあと癒やされる部分はある。

そしてヨシタケシンスケの挿絵は安定の面白さだ。