風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

息子の成績表、俺の成績表

3学期も終わって息子が成績表をもらってきた。細かいことはよくわからないし気にしないのだが、オール5になっていて、ん、何だ全部5じゃんかと思った。インフレ中なのかな、先生はみんなに5をつけてるのかな、とチラッと思った。あんなに勉強不熱心で、ひねもす将棋ばかりしているうちの息子の学校の成績がそんなに良いとは思えなくて。成績が良くても悪くても同じように接するつもりだったが、とりあえず勉強のことであんまり心配しなくてもいいようなのは助かる。

 

俺の2021年の評価の打ち合わせを上司とやって、破格の高評価を得た。給料もガツンとあがるし、ボーナスもどんと出る。かなり昨年は熱心にいろいろ活動したし、難しいプロジェクトを2つ立ち直らせた。怖い同僚の相手もして嫌な目にもたくさんあった。GWも一部返上したのだった。上司は、こんなに誰かに高い評価を出したことはない、と言ってくれた。彼の目指す方角と、俺の活動が、うまく合致したのだろう。俺もオール5をもらったようだ。

毎日転職のことを考えてしまう暮らしだったのだが、昇給昇格でなんとなく中和された。しばらくはこのうれしさを足場にやる気を保てそうだ。

収入が増えてみたところで、コロンボ警部のように親しみやすくて優秀、が、理想なので、身につけるものにもうお金をかけるつもりはない。ちょっと生活が貧乏くさいのが好きなのだ。本も安く中古で良いし、服は少しボロでも良い。もともと食べ物にだけはお金を使っていたので、ここはもう向上しないし、ゲーム機は持ってるし。マウスだけはいいものを使うことにしているが、俺のマウスは8000円のやつで、もう買い替える必要はない。

評価が良くても悪くてもこれまで通りに暮らしていくんだろうと思っていたが、やはりあんまり変わりそうにない。

ひまが欲しい。