風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

君のクイズ

 

ネットで評判がよかったので衝動買い。

1文字も読んでいない状態でクイズの解答を正答した相手について考えていく中で見えてくる「クイズ番組」というもの。敗れてしまった主人公がクイズ番組で出ていたクイズを1問ずつ振り返っていく。そしてあることに気づいていく。それに少しずつ近づいていくさまは、非常に物語として面白い。ミステリーのようでもあるが、推理小説ではない。しかし、ある謎の答えを知りたいという気持ちがずっと読者を引きつける。2日で読んでしまった。