風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

サターンリターン

 

サターンリターン(3) (ビッグコミックス)

サターンリターン(3) (ビッグコミックス)

 

 SEVEN RULEというテレビ番組で、作者の鳥飼さんが取り上げられていたのでTSUTAYAで借りてきた。

コマの数は少ないのだが、読むのが重い。

コマとコマの間の行間がすごく広いのと、なんでこの人はこういうことをするのだろうか、ということを考えさせられるのと、それから話が全体的に暗い(自殺してしまった友人と、それについて責任を感じている女流作家の話)ので、いっぺんに読み進めていくのはつらい。この感じは、昔読んだ「おやすみプンプン」と似ている。そういえば彼女の旦那さんは、おやすみプンプンの作者だったな。

 

スクリーントーンは使わない、とテレビで言っていたが、そういうものは確かになくて、その代わりに筆のようなものを使った陰影が絵に施されていて、それがまた独特の重苦しい絵にしている。

まだ3巻までしか読んでおらず、話についてはわからないけれど、元気なときに読んだ方が良いと思う。