風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

八つ墓村

小学生の頃に見たテレビCMはもっとホラー色が強かったが、実際に見てみると地味な作品だった。作品の半分近くが洞窟の中の映像だ。洞窟の中の映像なので画面が映えない。映像的な面白さは今ひとつなのと、八つ墓村の呪いで本当に殺されていると思うことはないので、手毬唄に見立てて人が殺され続ける作品とか、獄門島などに比べると、おどろおどろしさも今ひとつ。イメージしていたよりもかなり地味という点では見てしまっておいて良かった。

 

渥美清金田一さんの役をやっているというのも考えものだ。演技は文句なしだが、金田一さんの神経質な感じがなくて、これも映画の恐怖を今ひとつ減退させた原因になったと思う。