風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

カントクの店

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カントクの喫茶店に久しぶりに行ったのは、その店の隣で併設している小さな個展でやっているらしい絵に興味が湧いたからだ。

 

https://omoshiroso.com/

 

20品くらい展示されていて販売もしていた。俺は紺色の作品があったら買うことを検討しよう、と、何故か心に決めていた。深い青色を見ると心がホッとして冷静になれるから好きなのだ。

展示されていたもので紺色のものはこれだった。作品名は「千の渦」らしい。3900円。作家の人とその知り合いらしいおばさま同士が雑談で盛り上がっていた。これください、と言ったら、俺が買うとは思っていなかったらしくビックリされた。

 

閑古鳥が鳴いているかと思いきや、カントクの店は次々と客が来た。俺が店に着いた時には誰もいなかったのに、俺がコーヒーを飲み終わる頃には狭い店内はもう満員だった。久しぶりに映画談義やら、与太話やらで時間を潰そうと思ったが、忙しそうに見えた。俺は「深夜特急」の3巻を読んだ。インドの話だ。座席がなくて来客を断り始めたので、さらりとご馳走様をして帰途につき、早速飾ってみた。それがこの絵というわけ。

縦が20cmくらい、横が15cmくらいのサイズ。 

 

なんか独特の波動というかエネルギーのようなものを絵から感じると思ったのだが、スピリチュアルアートの人だったのだとInstagramを読んでわかった。

 

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