風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

観念:心の旅路を歩む

メンタルヘルスクリニックを2週間ぶりに訪問。2週間くらいしたらまた来て、と多田先生に言われたので、それを守るために。こういう言われたことを守ろうとする真面目さがメンタルにはマイナスなんだろうと自己分析したりもするが、行かないとずっと心に重しとしてのしかかるので、行くしかないのだ。そういう性分なのだ。大分良くなってきたので行かなくてもいいのではないか、天気もよくないし。と、おもったが、電話をして本日の15:30から予約してしまえばけっこう気持ちはすっきりだ。もう行くしかないと、観念した。

昼ご飯にハンバーグを焼いて、息子とツマに食べさせる。昨日20%引きだったのを買っておいたのだ。

午後になってから神保町にある病院に出発。

tokyo-doctors.com

 

神保町には早めについたのでぶらぶらと本の街を楽しむ。

経過報告そのものは5分くらいで終わり。前回、神保町を訪ねたときには九段下の昭和館などにいってしんみりしたんだよな、と思い出す。あの頃よりもずっと元気になっているな、と。休暇をもらったのは正解だったし、もらわなかったらどうなっていたことだろうと慄然とする。

平日の雨の日の夕方のQB HOUSEはすいているのでそこで散髪。店に入ってすぐに髪を切ってもらうのは気持ちがいい。

 

tabelog.com

せっかく神保町に来たので何か珍しいものを食べようと入ったのが、神坊というお店。

小ジョッキのビールを飲んで、牛レバーを食べた。いつも人で一杯のところしかみたことがない店だが、開店したばかりなので客が自分しかいない。貸し切り状態でビールを飲む幸せ。小ジョッキでもすぐに酔っ払ってしまう。ローストポークもおいしかった。できるだけ米や麺を食べないようにする暮らしを2ヶ月くらいしていたら、体質も変わってきたのか、以前ほど米や麺類やパンを食べたくない体質になってきた。なので、ここでもそうするつもりだったが、シメに牛すじ肉のお茶漬けを注文することを我慢できなかった。

おやじの飲み屋なのだが、ツマや息子も連れてきてあげたい。

 

すぐ隣に古本屋があり、2冊で100円と書いてあったので

山口瞳の「居酒屋兆司」と恩田陸の「puzzle」を買った。

会計しようと店の中に入ったら見事に桃色書房で、それ系の写真集や雑誌やビデオがたくさんでお客さんもそれなりにいた。20代の前半では、フランス書院文庫にはいろいろお世話になったので、懐かしさを感じながら手に取ってみたが、枯れてしまったおっさんには何の刺激もなく、なんだか寂しかった。

 

家に帰ってから、アジのたたき丼の準備をする。オレはもう晩飯を食べたので、塾から9時過ぎに帰ってくる息子とツマのため。タマネギの味噌汁と、アジのたたきには卵黄とごま油と垂らしてショウガを入れて、めんつゆをいれて混ぜる。薬味として万能ネギを切っておき、のりも刻んでおいた。

 

戦い方や遊び方にようやく慣れてきたので、最近、オクトパストラベラー2をよくやっている。60時間でクリアしたというネットの記事を読んだ。オレはちょうど合計で60時間くらい遊んだところだが、2/3くらい終わったかなという感覚だ。

街にいるはずのXXを探せ、というのがしばしばあって、それを探すのが下手な自分は時間をロスしているのだろう。それとドラクエの「ルーラ」のように街から街へとワープすることができないのが不便だ。だが、この不便さが「長い道中をあちこち一緒に互いに知らなかった仲間と旅してきた」という感覚を作ってくれていて、そこに味があるともいえる。「またここに歩いて行くのかよ」と面倒くさく思わずにはいられない。道中にはモンスターが襲ってくるので移動で20分くらい使ってしまう。

だが、その面倒くさいところが「旅」らしさでもあり、そこがだんだん好きになってきた。面白いところをせめたゲームになっているなと思う。

 

最後に。

今回の記事のタイトルはAIにつけてもらった。候補を3つくらい出してもらって、そこからオレが選んだ。こんなことも今はできるのだなあ。