気温が下がるというツマの情報だった。確かに風が秋の気配を思わせる冷たさを帯び始めてはいるが、「散歩日和」には程遠い。今我々には、暑い、と蒸し暑い、のいずれかしか選ぶことは許されないのか。蒸し暑さがひどく雨もきまぐれにそぼ降る有様。六本木に行くとか、早稲田に行くとか、散歩コースをパソコンの上で編んでいたのだが、結局は近くのたまプラーザにお寿司を食べに行くだけの週末と成り果てた。
息子は友人たちと学園祭の振替を利用して、富士急ハイランドに合法的に平日に泊まりで出かけていった。ツマとふたりで寿司を食うことに。
11時くらいにそこで寿司を食うことに決めたのだが、オレは呑気にしていた。ツマはしっかりと整理券をゲットしていた。その整理券のおかげで1220頃に店に入れた。そんなに並んでほど寿司食べたいのか、みんな。少し高い店なのに。
マットのエアリーブのカバーが少し汚れが目立ち始めてきた。中身のプラスチックの乾麺みたいなやつを抜いて、洗濯機に入れた。乾麺みたいなやつもホコリがみっしりで、ゆさゆさ振るとむわーっと白いものが出てくる。これは浴室に持っていってシャワーをかけて水で流すことにした。綺麗になったかどうかは肉眼ではよくわからない。
マットレスは普通は水洗いできない。が、エアリーブは洗い放題である。その辺がこの寝具の良きところだろう。
帰ってからツマが「寝るだろうな」と俺について予言された。そんな簡単に寝てたまるかと机の前の椅子に座って、そしてすぐに寝てしまった。