2つのメガネを使い分けている。1つは近くが見やすくて遠くがかすむ、これをメガネ近とする。
もう1つは、遠くがよく見えるのだが、近くが何だかおぼつかなくなるものだ。これをメガネ遠とする。
後者をかけると、老眼になった自分にはつらくて、ペンとそのキャップを合わせるのにひと苦労なのだ。下り階段も足を踏み外しそうで少し怖い。針に糸を通せない。
前者をかけると、10メートル離れた人の表情がわからない。10メートル離れると看板の文字がほとんど読めない。
そういった視力の問題は性格にも影響しているように思える。遠くが見えて近くが見えないときの性格と、その逆の時の性格は何だか自分で少し違う気がするのだ。
メガネ遠のときは
能動的
大胆
自信家
になる気がするが、その分少し無分別で攻撃的になる。ように思う。
メガネ近のときは、その逆なわけだが、
受動的
用心深い
謙虚
になる気がする。どちらの性格がよいとか悪いとか、適してる、していない、は別にないのだけれど、人と会話するときにはメガネ近を使う方がよいと本日思った。約1メートルで話すときに、メガネ遠だと焦点があわなくて目を合わせにくいのだ。今ひとつ相手の顔をしっかり見られない。
ここ数日、メガネ遠を使ってきた。メガネ近に変えたら何だか地に足がついた感覚になり、判断も少し保守的になった。
どのような視力の状態か、で性格や行動が変わるのだ、ということはもう少し意識するようにしようと思う。