南勝久の漫画。映画になったということで読んでみた。運動能力が人間離れしている、仮名佐藤はファブルと呼ばれている伝説の殺し屋。面倒を見てくれている人の指令で、1年間殺し屋を休むことになったのだが、クズやらヤクザやらのせいでそうも言っていられなくなる。普通の生活、を手に入れようとしても、それができない。そもそも普通がなんだかわからない主人公。彼は怒ることも笑うこともない。ただ、流されているだけなのだが、彼の能力はあまりにも超人的で、隠されている監視カメラも全て嗅ぎ分けてしまうし、銃を持たせれば百発百中だ。
岡田准一じゃないだろ、映画化するにしても。普通がなんだかわからない、漂っている凶器、という感じが出ない。
芸能人はオーラがありすぎるから難しいけど、森山未來にやってほしかったな。