風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

逆に

科学的に元気の出る方法集めました、という本を再読。

だって、この本が今こそ俺に必要だからね。

その中に、何かになり切ってみる、というのがあった。

道化になりきってみる、というのがあって、効果を感じたので書き残してみる。

こんなひどい扱われ方、逆に笑える。

こんなひどいプロジェクトのありさま、逆に笑える。

などのように考えたら、なんだか不思議なことに少し楽になってきた。ここまでひどいと笑うしかない、といって少し笑ってみるわけだが。

 

昔父親が俺が仕事で滅入ってる時に、こんなことを言っていた。気分が滅入っているときこそ、音楽や美術の良さを味わえる鋭い感覚が身に宿っているチャンスなので、良い芸術にどんどん触れてみると良い、と。

なんだそれ慰めたり励ましたりしてくれないのか、と、当時は思った。が、言っていたことは確かに正しくて、適応障害の時は映画や音楽が心に染みて仕方がなかった。悲しい映画やアクション映画は、当時の俺には無理だったなあ。

これも、一種の、逆に、の発想だと思うのでついでに書いておきたい。

精神的につらい人たちの一助になったらこんなに嬉しいことはないから。