沈むメダカと外圧と

メダカがまた沈み出して何か手を打たないとならなくなった。子供も、それからなんかペットや植物の栽培は、自分ごとではなくて自分以外の生き物の事情だ。それらの事情で何か動かないとならなくなるものを「外圧」と呼んでみる。この外圧がない静かで落ち着いた暮らしがいいという人もいると思う。一人暮らしの時には気楽であった。親と離れて一人でなんのペットも飼わずに暮らしている時には、こういう外圧はないと言える。が、子供ができると子供の都合で自分の行動を変えなくてはならず、何しろ毎日5:30に布団から出て弁当のおかずを用意し始めるのはまさに外圧あってこそ。一人暮らしだったなら寝ている時刻だ。親が要介護になった場合などもそうだと思う。

そういう外圧の中に、さらに観葉植物などを家に持ち込んだり、小さい小魚とはいえペットを飼ったりと、外圧を加えていくというのはどういう心理なのか。

生きがいのようなものなのか。

とりあえずメダカのエアポンプは水槽から抜き取って、その代わりに AT-20を設置して水の汚れを除去することに。もっと早くこれをつけてあげたら良かったな、と思う。死なずに済んだメダカもいたことだろうし、俺だって心を痛めずに済んだのに。

 

メダカの水槽と金魚の水槽の場所を入れ替えるために水槽を入れるラックにちょっとした工事が必要だったが、そこはツマが引き取って、木槌でトントンと直してくれた。その最中に何やら負傷したらしく「だからペットなんて飼いたくないんだよ」と文句を言われた。

センター北駅にあるペットエコ、という店で少し高いメダカをまた仕入れた。メダカの死にすぎで破産寸前だ。高級メダカの「みゆきメダカ」を仕入れた。5匹で1200円だった。稚魚なので少し安い。この稚魚たちを成魚に育てることを夢見て世話をしていこうと思う。

一晩経ったところ、まだメダカの死亡は0だ。フィルターを見ると思ったよりも汚れが緑色にみっちりついていたので、それだけ水がきれいになったということだろう。

 

なんで死ぬのかわからない、なんで枯れるのかわからない、外圧は、何しろ「外」なのでよくわからない。子供の相手も同じだ。思った通りになんてならないし、それで良い。思ってもいなかったところから植物が芽を出すのが楽しいし、メダカたちが大きくなっていったり、繁殖していったりするのは、頭で予想していたのと違う wonder な感じがして、面白いことに違いない。

思いがけないことになる、のが、人生の苦難や苦痛ではあるが、それだけではないと思う。人生の面白さも、またその中にある。

 

などと書いては見たが、いやでも、もうメダカに死なれるのは困る。

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うちの水槽。1階が金魚で2階がメダカ。いずれもドジョウを餌の食べ残し掃除要員として一匹ずつ配置。あとは300円でダイソーで買ってきたパキラも横に飾ってる。