風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

王国の涙

 

ゼルダというのは姫の名前で、戦っているのはリンクというキャラなのでリンクの伝説でも良さそうなものだが、リンクはずっとゼルダのために頑張っているので、リンクが苦労すればするほどにゼルダ姫の素晴らしさを意味することになる。ゼルダはこんなに頑張るに値するんだ、とリンクは戦ったり死んだりしながら教えてくれる。

息子とほぼ同時期に始めたが息子はいかに効率よく早くエンディングに進むのか、に関心があり、俺はいかにゆっくりいろいろ楽しみながら進めるのかに興味がある。高速道路で目的地へ進む人と、路地裏に寄り道しながら散歩している人は全然違うように、彼と俺とではまるで違うゲームのようだ。

彼はもう仲間を2人従えて金も武器もいっぱいだ。俺は弱い装備と貧しいふところ具合の中で、とにかく死なないようにしながら、でも何度も死にながら、敵に怯えつつ進めるところを見つけては進んでいる。

前作よりも難しい。戦闘もパズル的なことをやる祠も、ストーリー展開のためにやることも。難しいなあ、うまくいかないなあ、というところから工夫してるそれを乗り越えて、よしできた!を楽しめるゼルダは今作も健在というか、全作以上だ。

難しいので夏がおわってもまだクリアできていないと思うが、それが幸せでもある。