ネタバレになってしまうのだろうか。ラストシーンについて書かせてほしい。
ゼルダ姫は100年間、ラスボスのガノンを祈りの力で封じ込めてきた。そして主人公のリンクが長い長い旅路の果てに、そのガノンを倒す。ずっと長いことゼルダの姿を探し求めてきたリンク、つまりそれはゲームをしていた我々に向かって、彼女はこういうのだ。
私のことを覚えていますか。
100時間近くゼルダを助けるために頑張ってきた我々。遊びながらも、彼女のことをずっと想ってきたわけた。そんな我々に聞くのか?
覚えていますか、などと。
しかしそこに横たわる100年の長さと、そしてゼルダの奥ゆかしさ、照れくささが、このセリフに充満している。
自分は少し泣きそうになった。
テレビに向かって
あたりまえだろうが!
と、言いたかった。
任天堂ありがとう!凄くいいシナリオを。