風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

持ち株会の会社の株を売却

10年くらいコツコツと給料の5%を毎月積み立てていた持ち株会の株を、気分で全部処分して現金に変えた。

ユーロに対する円安が強く出ているので、今はユーロで建てている持ち株の換金は為替で有利なのと、ドイツにあるうちの会社の株はこの5年の中で最高値の状態になったこと。パリでテロがあったり世情不安が濃くなってきたように思えてきたのと、持ち株を現金に変えるパソコンの処理がよくわからないので一度やってみておきたかったこと、など。売った方がいいかな、と予感がしたのにそれを否定して放置して、そしてガクンと下がって心理的に、あの金額になるまで待とうとなって売れなくなるのは残念である。

利食い千人力、という株の用語もある。

 

全部売ったら手取りの年収分より少し多いくらいにはなった。中国の経済も崩れそうなので、それが現実になったときに世界中の証券が値崩れしそうな懸念もあり。

ツマは一度に売るなんて乱暴だとか、気が短いなどと言って驚いたようだった。確かに俺は結構やることが極端な時がある。少しずつ投資するとか、すこしずつ手じまいするとか、自分でやるのがすごくストレスなのだ。

初めて持ち株を売却したわけなので、ちゃんと手続きができているのかぼんやりと不安だ。俺が何かを間違えて登録していないか、もしそうだったらあのお金はだらに振り込まれるのだろう、とか。

ツマはこれを臨時収入として、ABCマートで新しい運動靴を買うとか言っている。