風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

歴史教育

第一次世界大戦が1914年から4年続いたこと。第二次世界大戦が1939年から6年続いたことを暗記したら、この頃の出来事についての話を聞くときに、第一次の真っ最中か、とか、第二次の終戦からまだ2年後か、と、解釈の軸が立つようになった。

第一次世界大戦では、イギリスがトルコを打倒するために、パラスチナとイスラエルに二枚舌を弄して、現在のハマス問題の種を撒いた。そういうことは学校でしっかり教えるべきで、北京原人の話はそれに比べたらあまりどーでもいいように思う。

学校のカリキュラムと時間の割り振りはおかしいと思っていて、第一次世界大戦の話には二学期から入れるように文部省はガイドを出したらどうなんだろうと思う。

どうして日本は太平洋戦争に乗り出したのか、についてはいろんな論や説があり、どれが正しいとも言えないがそこに歴史の面白さがあるし、リアルな人生もその点は似ている。

ドイツが降伏してもグズグズと日本は終戦できずにいたのは、その責任を負う勇気を、それを抱くべき人が持てなかったからだ、と俺は思っている。そのせいで原爆投下だ。現在の大企業や政治の不祥事を見ながら、日本はこういうところはずっと変えられない国なんだな、と、しみじみする。

 

第二次世界大戦でもっとも国民が死んだのは、一位がロシアである。スターリンヒトラーの闘いはそれくらい狂っていたのだ。そういうことも学校です教えてあげたほうがいいと思う。

第一次世界大戦の因縁でヒトラーはずっとロシアを倒すことばかり考えていたらしい。