風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

ちょっと不運なほうが生活は楽しい

新潮かどっかで編集をしている、中澤さんという人がポッドキャストで面白い本として紹介していたのを聞いて、この人がいうならと読んでみたら、確かに面白くて5回くらい声を出して笑ってしまった。

アンガールズの田中のエッセイというか自伝だ。ヒョロヒョロで、女にモテなく生まれてしまった彼が赤裸々に自分の思ったことや感じたことを書いている。本当になんのてらいもない文章に好感が持てるし、エピソードも面白い。そしてときどき、ちょっとほろりと泣けそうな気分になれる。

 

彼の家ではお母さんが動物好きで、家の中に燕の巣がたくさんできて、ご飯を家族で食べている時にツバメが頭の上を飛んでいたという話とかは面白かった。ちょっと不便で変だけれど、確かに面白い話だよなと思う。