風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

人が足りない世界

鳥貴族が値上げをして、焼き鳥の値段が上がったことがニュースになったが、今朝はクロネコヤマトの宅配が個人に対して最大で180円の値上げをするとのこと。この値上げで人材の確保をするということらしい。

単純な経済の原則どおり、供給が少なくなったものは値段も上がる。若い人が減って来ているので、給料をあげないと人を集めることができないわけだ。働き手は給料も増えるし、職場環境もよくなるだろう。

ただ、これはインフレの新しい始まり方だと言えるので、物価のゆるやかな上昇は年金や補助金で暮らす人たちの生活を自然と圧迫するし、金利も上がるはず。生活防衛のためには、株などの経済との連動性の高い資産も抱えておくことが役立つのではないかと思う。病院も値上がりが予想されるので、健康であることの価値はさらに高まると考える。

 

ひとまず目先。人手不足のおかげでクビになりにくくなっていることこそが、自分個人にとっては最大の福音になっているような気もするが。