幸福感

ボーイスカウト創始者のベーデンパウエルは、幸福は自分の幸せを人に分け与えることだ、と、死の間際に言ったらしい。人に何かをしてあげられた、残せた、という満足感は人の心を温かいもので満たす。

幸福感を感じるお金の使い方について、TEDで見た。自分のためでなく人のためにお金を使うと、幸せな気持ちを抱きやすいのだという。

美味しいものを独り占めするのと、少し我慢して分け合うのと、どちらが幸せなのかは人によると思うけれど、経験的には分け合ったほうがなんだか幸せな気はする。

仕事が忙しいと殺伐とするが、仕事がないときの殺伐はなおつらい。人の役に立てるのだ、立てているのだ、と、感じることがないと、人は自分のことをいつしか見失っていき、透明になっていく感じがして、そして人によってはゲームや酒や賭け事にはまっていくのではないか。ボランティアにはまっている人も、そこに幸せなものを見出しているからではないのか。

 

人のために何かしていることを、オレばかりやらされて、と、思ってしまうこともあるけれど、やることが何もないのよりは実は幸せで、好きな家族やお客さんのためにやれることがあってうれしいな、と、思おうとすれば、そう思えるし、それが習いになっている人はとても幸せなんだろうな、と信じる。