風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

息子の部屋の物置きの整理

息子の部屋が汚くて荒れ放題なのは、息子の部屋の押し入れエリアがぐちゃぐちゃだからではないか、と思えた。「割れ窓理論」と同じで、部屋の一角が手がつけられないくらい乱れていたら、自分の部屋全体も次第にそのようになっていくのではないか、と思えた。その物入れも要るものといらないものの区別が長く行われておらず、遊ばなくなってしまったプラスチック製の銃「NERF」が山ほど入っている。

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物入れの前に立つとその鬱蒼とした感じに、何かあやかしが棲んでいそうな気配すらする。こういうところを放置しておくと家の運気が下がってしまう、ような気がする。とかく風水に気を配っている俺としてはもう放っておけない。

息子がボーイスカウト活動で出かけたので、ツマと二人で物入れの中を全部リビングに一旦出した。出してみると「こんなに入っていたのか」と呆れるほどに出てきた。リビングに運ぶ係は俺で、ツマは残すものと捨てるものを分別。俺にやらせたら90%のものが捨てられてしまう。物を残しておきたい、というのはツマの都合である。なので、ツマが残したいというものを残す。あれも捨てたら、これも捨てたら、と、俺が口を挟むことは決してやらないし、やったら喧嘩になってしまう。老後にツマが取り出して「捨てなくてよかった」と言ってくれることを期待。

衣類やら紙やらで大きなゴミ袋4つくらい捨てるべきものが出てきた。残ったものたちはまた粛々と、しかし今度は計画的に物入れに戻していく。重たいものを運んだりしたので、結構体はくたびれてしまい、こたつに入るとすぐに眠くなってしまう。年よのう。

物入れの怪しい気配も消えた。

洗濯機の前の収納エリアに置いてあった、2つの暖房器具も息子の部屋の物入れに移動。水場に暖房器具を収納するのは風水的に良くない「気がする」から。火と水の要素を持つものを近くに置かない方がいいと思う。

 

ここをなんとかしたいものだ、と思っている「念」がそこに溜まって不穏な空気を醸していたのかもしれない。実際になんとかできたのでその念も成仏したことであろう。押し入れの周りの息子の部屋の本体の部分は相変わらず悪魔の遊び場のように散らかっているが、今はこれらには目を瞑ることにする。