風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

それでも町は廻っている

 

女子高生たちの日常をコミカルに元気よく描いた漫画。ヨメが、この漫画の評判がいいので借りてきてくれ、というので読んでみた。

この作品は好きだ。

歩鳥という、メイド喫茶(といっても、メイドで働いているのは2人だけだし、喫茶店も古い感じのカウンターのついた喫茶店)で働いている女子高生が、元気よく、そして間抜けに活動することで起きる、ドタバタを楽しく見せてくれる。あー、自分もこの世界に混じりたい、と思わせてくれる。小さな世界の中でバタバタとやっている感じは、じゃりン子チエ、に少し似ているが、こちらはメイドの格好した少し抜けている女子高生が主人公なので挟まれるエピソードはかなり違う。

まだ3巻までしか読んでいないが、最後まで読むに違いない。

死後の世界に行ってみたり、宇宙人がやってきたり、と、平凡で平和な商店街にいろいろ起きるのだが、それでも結局、何事もなかったかのように町は回っている。いろいろな人がいろいろ悩んだりしているのだが、ずっと、ボケとツッコミの連続で漫画の話は進んでいく。

読むとほっとすると思う。