風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

アンナチュラル

ヨメが面白いよ、いうのでAmazon動画で見始めた、TBSの検死官のドラマ。石原さとみが主役。とりあえず石原さとみが頑張ってるのがかわいいし、死因を巡って話が二転三転するのも面白い。なかなか脚本が良くできていると思う。

 

死は、そこに生きている遺された人のためのもので、死者にとっては死すらない。死を恐れることも、悲しむこともない。

なので死因は、生き残った人たちが、大切な人の死をどのように心の中で物語化していくか、のためだけに必要だ。死者にとってもはや興味のない話だとしても、それが生きている人の人生をどう照らすのか、に大きく関わってくる。

その重さをよく知っていて、その重さに突き動かされながら、走り回り、懸命に働いている、石原さとみの演じる主役は、我々にとってのヒーローだと思う。少しずつ見ていこうと思う。