風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

ブロードバンドタワー

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学ぶことが多い銘柄となった。

最後の2本の線が自分が取り引きしたときに描いたものだ。赤の長い線はストップ高。この日だけで、なんと月収の4倍くらい稼いだ。こんな日もあるのだな、といい気になっていたら、次の日にしっぺ返し。

まず朝にグッとあがってきたので、さらにもうけられそうだと再度エントリー。結構あげてきたので、これはご馳走様だと思って見ていた。ここで、これでよいですと言って抜けてしまうべきだったが、分ごとに利益が乗っていくものを売りさばくには、まだまだ未熟だった。

天国から地獄。いいものを見た。個人では絶対に作れない巨大な売りが相場に叩きつけられて、ほんの数分で一気に下げてしまったのだ。相場の操縦だ。機関の仕業であろう。これだけ一気に動かせるのなら、個人の仕業だとしても、それはもう一種の機関だ。乗っていた利益がほんの2分くらいで一気になくなっていくのを見ることができた。

なんだこれは?!

と思うまもなく、利益を作っていた株が、損失を生み始めた。こんなもの、初めて見た。

反省1.これはうまくいった。と思ったときが、相場から抜けるべき合図。抜けたあとでさらにあがることもあり、そのせいでなかなか守れない。何度もこの反省をしてきたが、抜けるのでなかった、という反省がそれを邪魔する。

もっともうかってたんだな、というありさまの前で心を動かさないようにならなくては。

もうけそこない、は、損ではない。もうけそこないを恐れる心が、むしろ本当の損を生むのだ。

この言葉を書いた。携帯電話の壁紙に。

反省2.相場操縦で暴力的に下げられて時点で想定外のことが起きているのだから、すぐに相場から出てしまうべきだった。これは昨日の大勝ちで気持ちが緩んでいたことが原因だ。

結局、昨日の勝ちの1/3を損切りして撤退。それが一番右の青いグラフ。

 

ちょっと派手な取り引きになってしまった。そしてこの二つの失敗が骨身に染みた。