ファンが長く待っていた「鬼滅の刃」の無限列車編。ちょうど公開初日が会社の創立記念日と言うことでお休み。これは神様が見てこい、ということなんだろうということでiMAXシアターで見てきた。
期待を上回る面白さ、そして涙が止まらない。
まずいいたいことは、この映画を見ている人たちはほぼ100%が筋書きを知っていると言うこと。なのでネタバレもなにもない。この次のこうなってあれが出てきて、ということがわかっている。どんでん返しも伏線もない。見に来ている人が期待しているのは「あの話がどのようにアニメになったのか」
その1点だ。
そうしてそれを心得ているufotable。
見事にそれにこたえた。期待以上のアニメ化だった。
絵が美しい。音楽がぴったりあっている。声優陣が頑張っている。もう何もいうことがない。ここまで完成度の高いアニメーションに仕上げてくるとは。
アニメに熱中して没入しているうちに、炭次郎が夢に後ろ髪を引かれているところや、杏寿郎が敵と死闘を繰り広げているところで、気がついたら涙がぼろぼろと出ていた。何しろ映像が美しいのだ。もうそれだけで少し泣けた。
俺の左隣の25歳くらいのOLさんも、ずっとハンカチで目元を拭いていた。そうだよね、泣けるよね、と思いながら、俺も涙腺崩壊であった。
気持ちよく泣けてありがたい作品だった。