風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

自転車屋の高橋くん

人に対して怒ることが苦手で、いろんなことを我慢したり、人に合わせたりしながら、目立たない暮らしをしてきた30歳の独身のOLさんが、ヤンキー風の大阪人の自転車の27歳の兄さんと、関係を少しずつ育むマンガ。OLの子が好きなのはサブカルチャーだが、なかなかのこだわりで、キック・アスを見たり、クレヨンしんちゃんの映画を見たり、ドラえもんの映画を観たりしている。たとえ子供っぽくても好きなものは好き。そして食べることが大好きで、美味しいものや、心地よいことに鋭い。

しかしパンを食べながら自転車に乗って通勤。マイペースである。自転車はボロボロなのだが、だましだまし使ってきていた。

高橋くんも家庭に問題を抱えながら、おじいさんと自転車屋さんで暮らす。言いたいことを言い、思ったことを素直に行動する。

見た目はヤンキーだが、顔はイケメンという設定。

 

心が洗われるようで読んでいて心地よい。ツマが面白かったと言って二回読み直していた。第3巻が貸出中だったので2巻までしか借りれなかったが、この二人の関係がどうなるのかを見守りたい、そんな気持ちにさせてくれる。

絵はちょっと癖があるが、すぐに気にならなくなる。