風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

私のことを憶えていますか

東山アキコのメロドラマ風の全編カラー作品。小学生の時に告白してくれた小学三年生の男の子、自分が6年生のときに、自分よりも若い子供を好きになるのはヘンタイと言われる、という恐怖のせいで断ってしまった。本当は自分も好きだったのに。でまあ、30歳に主人公の女性がなったとき、その男の子が見違えるように美しい男性になっていて、あのとき断らなかったら、ということを引きずりながら、ゴシップ記者として彼と接していくような話。

今の自分が幸せだったら、昔の小学生の頃の淡い恋なんて思い出したりしないんだろうのに。

 

東山アキコは、自伝のかくかくしかじか、というマンガが面白かった。あったことをありのままに書くのが向いていると思う。虚構はどうも話に無理が出てくるような。美食探偵も好きなのだが、展開の少し不自然なところが気になるようになってきた。

それから、タラレバが恋愛の相談に乗るというミニ漫画があったが、あれもとても面白かった。