風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

Fall out 3

 fall out レビュー記事

https://ja.wikipedia.org/wiki/Fallout_3

https://ks-product.com/fallout4-ps4-review/

 

なくしたとあきらめていたPS3のソフトがひょっこり出てきた。何故、今まで見つけられなかったのか不思議なくらいに。ふとみたらCDが入っている棚に混ざって立っていた。

そろそろやらせてあげる頃かな、と、神さまが思ったのだろうか。

Fall out は、核戦争で滅んでしまったアメリカで生き延びていく話だが、Fall out 4よりも3の方が自分は好きだ。画像は4の方がずっと綺麗なのだが、4は、何かに属して人々と協力し合いながら町を復活させたりしていく。そのミッションめいたものがどうも好きになれなかった。色んな人に色んなことを頼まれるのだが、それをこなすのはあまり楽しくなかった。現実逃避でゲームをやっているので、もう何かに帰属して何かをやるというのは、おっさんにはつらかったのかもしれない。

3はひたすら孤独だ。あの町この町、と、ふらつくばかり。一人旅の気分になれる。それから、3の主人公は弱い。とにかくすぐに死ぬ。誰もそれを気に留めない。その心細さが好きだった。

誰もいない雪道をユースホステル目指して、道があっているかどうかもわからないままに、とぼとぼと歩いていると日が暮れてきて、もう自分はダメかもしれないなと思うくらい心細くなる、そんな瞬間に、ああ、自分は生きているな、と感じた。

あんな10代の頃の向こう見ずで、恐怖が快感だった頃の記憶が、Fall out 3 の中にはある。

 

仕事も忙しいし、読みたい本もたまってるので、遊ぶのはまだ先になるだろうけれど、なくなったかな、と思っていた懐かしいものが見つかると元気が出てくる。

 

どちらもえげつないくらいに殺し合いをするので、小学生の息子の前で遊ぶべきではないゲームである。