風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

MASKED SINGER

ツマが面白いから一緒に見ようと誘ってくれて、見てみたこの番組。

顔を隠した誰かが歌っている、誰が歌っているのかを当てるというショーだが、それって面白いのかなと思っていた。誰が歌っていてもいいじゃん、と。しかし、歌ってみるといつもの声と印象が違うと言うことはよくあるので、あてものとしても面白いし、番組の雰囲気がAGT(America Gots Talent)の雰囲気によく似ている。

当てるのはパフュームや、水原希子などなのだが、これは日本というよりもアメリカの番組なのではないかと思わせる、審査員のノリの良さ。そしてステージもしっかりとお金をかけていて周りのダンサーもしっかり頑張っている。なので見ていて面白い。

歌っている人同士を対戦させて会場の審査で負けた人は顔を出すことになる、というその構成、番組のフォーマットもアメリカから輸入してきたのだろう、とてもよくできている。

大泉洋の司会のうまさも相変わらずで、バラエティの面白さを出しつつ、自分を出さずに審査員の味をちゃんと引き出すのも、さすがに手慣れている。

アマゾン動画を見られる人は見てみてはどうだろう。

バチュラーも、ドキュメンタルも、アマゾンのオリジナル企画はなんだか悪趣味だな、と思って控えていたのだけれど、今回のこれはちょっと好きだ。