風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

ゼルダを英語で

Nintendoスイッチの言語設定を英語にすると、ゼルダの場合は英語のテキストで遊べるようになる。ほとんどの日本のゲームは、言語設定を変えても日本語のままだ。この辺にも任天堂の底力を感じる。

ゼルダオープンワールドをうろついて、情報を集めながら、右も左もわからない土地でなんとかしていきながら、謎を解いたり、敵を倒したりしていくゲームだ。

英語でやると、そこにいるキャラたちの話は半分くらいしかわからない。わからない単語が意外とあって、会話がつらい。会話することさえ、時にはためらってしまうくらい。話が長いキャラと会話すると閉口する。しかし、会話しないと先に行けない。辞書を使ったり、何度も話を聞いたりして、どうにか意味をとらえて、多分こういうことだよな、と思いながらプレイする。

この心細さ。この疎外感。

これは俺が40日間、アメリカで過ごした時の感覚とよく似ている。うまく馴染めない感じを懐かしく思いながら、少しずつ英語を読むのに慣れていく。

海外旅行に久しく行ってないが、ゼルダを英語でやるとあの、海外で感じるヒリヒリするような孤独な味わいも楽しむことができるというのは発見で、そこそこ英語はできると自認している人におすすめだ。