風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

VIVANT見直し

どうも大味で話に乗りにくいこのドラマだったが、主人公の堺雅人が二重人格だといあネタが第4話で明らかになったと聞いて、え、そういう話なら、なんかみてもいいかも、と急に気が変わり、改めて1話の続きを見たら面白かった。

なるほど、豪華である。車は壊しまくる。弾は打ちまくる。ロケは雄大だし、出ている役者は、全く隙がない。二階堂ふみはうまいよね。途中からでききた、体が丸くてでもすごく仕事のできる現地人、ドラムが出てきてから、演出の妙が光りはじめる。ドラムは日本語がわかるが日本語を喋らない。代わりにスマホの女性の電子音声で言いたいことを話す。いいキャラクターを作ったなと思う。

現地警察の敏腕捜査官のチンギスは敵になるわけだが、鼻が低くて目が小さくて不男だが、すごく仕事ができる。

なんでなんだ?という謎を引きずりながら、どうにか2話まで見てしまうと止まらなくなるかも。役所広司と二宮くんも現地人として登場。彼らが出ると画面に緊張感が走って、つい見てしまう。

誤送金編が4話で終わるようだが、いくつもの話を重ねて最後には大きな話としてまとめるのだろう。アメリカの後先考えずに設定の面白さだけで、無理やり付け足していくドラマとの違いを見てもらいたいものだ。