風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

初春の雑感 2

夏休みの宿題が残っていると思うと夏休みが楽しめないので、おおよその宿題は7月のうちに終わらせようとするような子供時代だった。気が小さいというか、用心深いというか、神経質というか。だからちっとも爽やかになれない思春期で、爽やかなスポーツマンの性格は羨ましいなあと思っていた。几帳面なスポーツマンもいるけどね。

これだけそれなりに暮らしの問題もそれほどないのに、なんだかすぐに重くて暗い気分になってしまうのはどうしてなんだろうとこないだ思ったのだが、もともとの体質というか性分が、生活周りのよくないところを見つけて気に病んでしまうようなところが生まれつきの性格として、あるからなのかもしれないな、と。

 

責任感とかを感じるからこその段取り力だったり、勉強したり準備したりするのだけれど、それが故にうまくいったこともあろうけれど、ふたついいことさてないものよ、で、それが故に心のHPがやや人よりも少なめなのかもしれんな、自分。

或いは少なめだからこそ、先のことを気に病んで、やらないとならないことをさっさと片付けたがるのかもしれない。まあ、いずれでも同じこと。

 

息子の方が俺よりも心が健康的で風通しが良いように思う。あまり細かく気に病むことはないような。しかしそれゆえに忘れ物も多い。どっちがいいのやら。