風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

トロッコ列車、保津川くだり、湯豆腐、北野天満宮、漢字ミュージアム、足が。。

仕事に関する打ち合わせの夢に気分を壊されつつ、3:50頃に目覚め、またなんとか寝たり、知らない女を彼女としていてなんか面倒なことになっている夢を見て、あんまりよい目覚めとは言えない。毎度のことながらあまり旅先では太陽には恵まれず、外は雲に包まれている。雨の気配に満ちている。それでも昨日買っておいたパンを朝ごはんにして、腹ごしらえ。

阪急嵯峨まで歩き、その横のJR嵯峨駅の隣に、トロット列車の嵐山駅がある。トロット列車というのはこういうやつなのか。窓がない。というか、壁がない。天井を支えるための柱しかない。冬は運行していない。それが保津川の横を20分走っていく。

 

川を見下ろしながら走る。桜の季節や紅葉の季節なら、あるいは新緑の頃なら、と、少し残念には思うけれども、それでも想像力でそこは補いながら、トロット列車の旅を楽しむ。

天気も曇っており、息子は凍えている。帽子とマフラーを貸してやる。

 

保津川くだりへのバスが出ており、それに乗って川下り。一人で4000円となかなかの値段だが、結果的にはそれに見合うものを楽しめた。

雨のせいで増水しており、風も吹いており、手が普通にかじかむ寒さ。水も濁っていてコイが泳いでいるのを見られることがある、という話を聞くと、天気が恨めしいが、いいこともある。水が多いので舟の速度が速い。流れの速いところでの水の逆巻く波はなかなかスリルがあって、これはこれで見ものであった。120分が結構あっという間であった。水が少なめの時には200分かかることもあるとか。120分くらいでちょうどよいかも。

 

嵐山の、稲、という店で湯豆腐を食べる。

うまし。

親に、京都の名物、じゃこ山椒、をおみやげに買った。

 

電車で北野天満宮へ行った。黒っぽくて落ち着いたところ。梅が咲き終わろうとしているところ。なかなか楽しめた。

雨が降ってきたので近くの甘味喫茶で一服。そしてタクシーを使って八坂神社の前の漢字ミュージアムへ。なかなか面白かった。俺は二級くらいの実力かな。息子は準二級くらいの実力。結構、漢字を知っていたのに驚いた。

八坂神社へ。このくらいから足のかかとの部分に痛みが。歩くとズキズキするので少しそっと歩くので速度が出なくなってきた。

京阪四条駅に向かって歩く。途中の通りはお土産通りとなっていて目をひく。そしてあちこちで見かける和装の若い女の子たちが眼福である。こんなに着物の女子が街をうろうろしている場所は、世界でも京都しかない。レンタル着物の店、あんたらいい仕事してるよ。

 

京都駅に行って帰る日の切符を買った。3人並んで座れる席をゲット。回数券をチケットに交換。

息子は湯葉ちりめんを買った。

俺はガチャで京都風のお面の根付けを入手、携帯電話のストラップを交替。餃子の王将ストラップは引退させる。

晩ご飯は駅ビルにある、おばんざいと御膳を食べる店。1600円で豚ロース御膳を俺は食べた。息子は唐揚げ、ツマはサワラの西京焼き。美味かったので、俺はご飯をおかわり。

 

京都駅からJR嵯峨へ。足が痛くて早く歩けなくなり、ツマと息子に先に行かれつつ、夜の嵯峨野をトボトボと歩いていく。少し雨が降っている。が、まあ、雨にはそんなにはやられなかったかな、この天気のわりに。

 

ネプチューンがやっているアカペラの番組を見た。きれいなものを聴くことができて幸せ。ツマに足を揉んでもらい、かなり回復。家にいる時よりもツマは頑張れるのだという。旅に出るとスイッチが入るのだとか。コインランドリーに行って洗濯して部屋に帰ってきた。