風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

映画

新しく部屋に来たテレビをうとうとしながら、巻き戻してまた観て、またうとうと、の繰り返しでどうにか見ることができた。

ファーゴ

オリエント急行殺人事件(古い方)

 

ファーゴは見るのは2回目。小心者の男の組んだ偽装誘拐が巡って予期しない展開から、予定外の事件につながっていく。人がたくさん絡む計画は、みんなそれぞれが自分で制御できないものなんだ、ということを感じさせる話だった。妊婦の女刑事のハキハキした様子が、これは刑事ものというよりも、出来事を見るものなんだなという気分にさせた。

 

オリエント急行殺人はクリスティの名作を映画にしたもの。ポアロが鋭い洞察で、一見バラバラに見えた乗客たちのつながりを暴いていく。ポアロが全面に出すぎない落ち着いたテーストが良いと思う。