100万円の女たち

 

100万円の女たち(1) (ビッグコミックス)

100万円の女たち(1) (ビッグコミックス)

 

売れない小説家の主人公の男のところにいつしか集まった5人の女たち。彼女らはお互いに干渉せずに、シェアハウスに住むように男のもとで暮らす。男は誰とも恋愛関係や肉体関係は持たずに、ただ小説を書いて、そうして彼女たちの面倒を見て過ごす。男には彼女たちのことは一切詮索してはいけない、というルールが課されるが、その一方で女たちは毎月100万円を家賃として彼に支払う、というルールを持っていた。彼女たちが集められたのは、謎の人物から届いた招待状がきっかけだったのだが、その招待状の主は思いもかけない人物だった。そうして1人目の殺人が起こる。

TSUTAYAで漫画を探していて面白そうなので手に取ったのがこれだった。

女たちの考えていることは、結局最後まであまり描かれずにわからないままの部分が多いのだが、それがこの作品の味でもある。自分はこの作品の女たちのことをときどき思い出してしまい、そうして、彼女たちはもしかしたらこういう思いだったのかな、などと想像してみたりする。

絵はうま下手な感じだが、それが逆に、この非現実的な設定や物語展開を受け入れさせてくれる。