風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

俺の誕生日

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猛暑にうんざりしつつ朝が始まり、トイレの掃除をして、未来少年コナンの最終回を見届けて、息子のスカウト活動のためのズボンをヨメとユニクロに見に行って、近所の寿司屋で少し贅沢をして昼からビール飲んで、ヨメが盛り付けてくれたコーヒーゼリーを腹に収めて、赤外線であつあつになった布団に扇風機を浴びながら、昼寝を始める。

こんな誕生日の過ごし方に何の文句があるだろうか。

52歳らしい。いろいろ悔恨はある。大学の時にああしていたら、高校の時にあれをしていたら、しかしそれらはもうあまりにも遠く小さくなっていて、悔しがるには淡すぎる。

この年になるまでに蓄積してきたものとて、決して小さくはない。よく今日までやってきたと思いつつ、かゆい脚の裏に閉口しつつ、静かに横になる午後の2時15分。来年はどんなふうになっていて、どんな気持ちで誕生日を迎えるのだろうか。

 

新しいパソコン買えてるかな。