風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

日光

朝530起床。北千住にて、けごん7号に乗車。俺は少年マガジンを多分生まれて初めて購入して読んだ。今320円もするのだということに驚き。やはり少年誌なので、全体的に甘めの味付け。

東武日光無人のレンタルサイクル。アプリを入れたり色々手間取ったが、どうにか使えるようになり、全自動自転車で駅から東照宮までの坂をぐいぐいと登る。

天気は曇り。暑くなくて良い。晴れてる日が嬉しいことが旅では多いが、酷暑を感じないで済む。

息子が空腹でダメになっていてちゃんと歩けていない。ので、東照宮入口の前の上島珈琲店で一服。

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東照宮に入って門を見た。もっと黒っぽい記憶だったが、なんか白くなってるような。有名な3猿も見たが、もっと高いところにあったように記憶していたが、背伸びしたらさわれそうなところにあり、記憶は色々おかしかったらしい。小学生の頃以来の日光だものなあ。

眠り猫の裏の階段を登る。汗だくになってしまい、とても着ていられなくなったので、途中のお土産屋さんで日光東照宮のテーシャツを買う。

自転車で、湯葉の膳を食べれるところへ行き、舌鼓。息子は子供のくせに味の趣味は大人びていて、湯葉をうまいと食べていた。

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バスで、いろは坂を越えて中禅寺湖へ。バスの中でうまく息子は寝てしまい具合が悪くならずに済む。霧が出ていて、なかなかいい風情。バスを降りてから、たくさんの霧を初めて見る息子は大興奮。

ホテル、シンプレスト、は、おしゃれな外観のホテル。しかし左右をつぶれたホテルに挟まれていて、ちょっと浮いた感じもあり。かつてはいくつものホテルが活気を争っていた頃もあろう。今は肝試しスポットの集まりのようだ。空気が重苦しい。寂れた廃墟で一番怖いのは病院だが、次は旅館だよな。

なんじゃもんじゃ、というカードゲームで遊ぶ。ホテルのフロントに置いてあったものだ。中学生の短期記憶にはとてもかなわないと思い知る。

晩ご飯は、温泉旅館ありがちの、刺身やら煮物やらの思考停止ご飯ではなく、一品ごとに趣向が感じられていい意味で期待を裏切ってきた。どれも驚きがあってうれしかった。さすが満室ホテル。

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風呂は硫黄泉。温まるので長くは入れない。

かなり空いていて先客は1人だけ。塀の向こうは女湯らしく、女の人たちの会話が良く聞こえないけど聞こえてきて、なかなかの風情。息子はこれまでのホテルでトップクラスの満足度、だとのこと。

ここまでは文句なしだったのだが、部屋のエアコンが不調で温度が下がらずに往生。暑くて寝にくかった。息子の足をマッサージしてやった。息子はそれで眠る。俺は暑さに煩悶しながらもなんとか入眠。