風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

フルメタルジャケット

キューブリック監督の戦争映画。見るのは2回目、Amazon動画で見られるようになっていたので。

記憶と少し違うところもあったが、概ね、覚えていた通りのストーリ展開。これが戦争というものだ、ということを、派手な戦闘シーンではなくて、小さめの出来事から苦々しく映し出す。映像の美しさと、そのリアルな様子は、本当の戦場をさらけ出していて流石の巨匠の作品。

話は、訓練学校編と、ベトナム編に分かれている。どちらにも予想を超える戦争のリアルを伝える結末が待っていて、びっくりさせられる。

 

あー、映画ってやっぱり面白いな、と思い出させてくれる作品。作品が良かった部分もあるが、俺の頭脳も仕事に凝り固まっていたモードから、柔らかくなってきているのかもしれない。3年くらいずっとどこかのプロジェクトにはいって、戦闘モードだった。こうしてなんのプロジェクトにも割り当てられていないなんて、本当に久しぶりだ。

音楽にも関心を持ち始めたし、推理小説も数年ぶりに読み始めた。人間らしい感覚というか、自分らしい感覚が帰ってきたような気がする。