咽頭アレルギーという病名ではないか、と奥さんは調べてくれた。
体の内側からチクチクして指もしびれるし、目や口の中や肛門などの粘膜系が全体的に痛いのだ。激痛ではない。喉がかれたときの喉の痛みを想像してもらいたいのだが、ああいう痛みが体のあちこちで俺をむしばむのがチクチク病だ。ここ数年発症していなかったので治ったのかと喜んでいたのだが、ぬか喜びだったらしい。
体がゲップを出したがるので、拳で胃を圧迫してげっぷを外に出してあげる。それで痛みが少し緩和される。げっぷは次々と出てくる。
病名もわからないし、この痛さをうまく伝えることもできない。以前、病院に行ったけれども治らなかった。
セブンイレブンの弁当を食べたことが契機だと思っていたのだが、11月頃に発症する花粉症の一種かもしれない、と思えてきた。
アレルギーのようなものかもしれない。
一ヶ月くらいチクチクと戦ってきた。途中でコロナに罹患したりしたが、コロナが治ってもこの慢性的な痛みは続いた。少し痛いのをこらえながら仕事をするのだが、痛みをこらえているので消耗が激しい。長く働いてはいられない。
それで本日は朝も布団からなかなか出られず、そして夕方になってもチクチクがつらくて消耗したので布団に入って寝てしまった。完全な病気だ。
でも夜になってかなりよくなってきていて、花粉のようなものが原因だったのだとすればその季節が去ったから。体に入れた異物が原因ならそれが体内から除去されたから。昨日まではげっぷが止まらなかったのだが、今はそんなにげっぷも出なくなってきている。
ツマが調べてくれたところでは、2019年にもチクチク病で苦しんでいた記録がこのブログにあるらしい。その季節もやはり11月頃とのことなので、やはり花粉のようなものが飛散して俺を苦しめていたのかもしれない、と思える。
抗アレルギーの薬を2020年には秋になる前に服用していたような気もしてきた。来年は秋になったらすぐに抗アレルギーの薬を飲んで、このチクチク病を迎え撃ちたい。